夏休み終了! 音盤ちょこ買い


当地北関東は一昨日から雨模様。気温も一気に10℃以上下がって、今朝は肌寒ささえ覚えるほど。このまま秋というわけではないだろうが、ホッとする天気だ。さて、きょう日曜日で夏休みも終わり、明日から社会復帰。30年も勤め人をやっていて今更ナンだが、長期休み後の出勤は心身ともシンドイ。何とか気分切り替えて行きましょうカネ。
で、気分転換に一昨日久々に音盤買い出しに出かけた。最近はどんな買い物もお手軽ネットショッピングになりがちだが、店をぶらつきながら「これでも買ってみるか」的にCDを買い求めるのは、やはり楽しい。今回釣果は少なめで以下の2点。まだほとんど聴いていないが紹介しておこう。

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まずこちらは、クラシックギター界の今や重鎮ジュリアン・ブリームの自選集ボックスセット。10枚組で2,500円ほどだった。ジュリアン・ブリームといえば、ぼくら世代のクラシックギター弾きには、セゴヴィア・イエペス・ブリームといった弾き手が御三家。ジョン・ウィリアムスは若手の筆頭という時代だ。昨今はギターの世界だけでなく、どんな楽器でも個性的な音色や解釈は次第に希薄になってきた。国際コンクール標準でトレーニングを目指すために均質になりがちと何かに書いてあった。60年代から70年代は、どの分野も個性あふれる弾き手が多かった。ギターの御三家も例外ではなく、貧弱なレコードプレイヤーで聴いても、それぞれの音色や歌いまわしは、高校生のガキだったぼくにも明白だった。ブリームは当時から、艶のある音色と興にのった歌い回しで、好きな演奏家だった。この自選集はブリームの数多いアルバムの中からチョイスされ、なおかつ発売当時のジャケット写真をそのまま使っている。久々に聴いてみると何とも懐かしい音だ。最近の、よりシャープな演奏や音色に慣れた耳にはかなり回顧的に聴こえなくもないが、これはこれで一時代を画した演奏だ。ルネサンス・バロックから古典、近現代までたっぷり10枚楽しめる、いいセットだ。

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次は以前にも紹介した平賀マリカの新譜。この日、ブリームのボックスセット以外にはこれといって触手を伸ばすものもなく、そのままレジに行こうと思い、ジャズコーナーの横を通り過ぎようとしたときに、このアルバムに捕まってしまった。シックな装いでソファに身体をあずけ、誰かの話を聴いているのか、赤いルージュの口元に浮かべた笑み…このまま視線をこちらに投げられたらどうしようかと思いながら、あわててブリーム盤と一緒にレジに持っていった。実はこのアルバム、まだ聴いていない。いずれ、とっておきの夜に…ということで。 はい、ジャケ買いの一枚でありました。


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Re: まさにジャケ買い

50~60年代のアメリカは世界の富の中心、その富を消費する音楽の中心はジャズでした。従って、ジャズのアルバムジャケットにはお金と才能がつぎ込まれ、今見ても素晴らしいジャケットがたくさんありますね。単なる古典絵画や風景写真、演奏者のポートレートで済ませていたクラシックの盤とはかなり違いがあります。

プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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