アンセルメ「三角帽子」



相変わらずのマンネリ記事が続く本ブログ。信頼性の乏しいカウンタのアクセス数ながら、一時期の7割程度の来訪者数。個人的備忘もボチボチ店じまい…まあ、それもいいかな、と思いつつ本日も更新。辛抱強くアクセスして下さる方には感謝・感謝!。 アクセスついでにと言ってはナンですが、更新有無にかかわらず記事下方にある「クラシック鑑賞」バナーをクリックしていただけると幸いです。どうか引き続き宜しくお願い致します。

さて週明け月曜日。いつも通りの一日ながら、あれこれ少々ややこしい状況もあって何とはなしに集中力を欠く一日だった。帰宅後の音盤タイムでくつろぐ気分にもなれず、そういえば先日聴いた演奏で印象に残っていたことを思い出し、今夜はこの盤について備忘を記しておこう。


202209_Ansermet_Falla.jpg


エルネスト・アンセルメ(1883-1969)と彼の手兵スイスロマンド管弦楽団によるファリャのバレエ音楽「三角帽子」1961年録音。メゾソプラノはテレサ・ベルガンサ(1933-2022)。歌劇「はかなき人生」から間奏曲と舞曲がカップリングされている。このコンビはステレオ初期の50年代後半から60年代にかけて、英デッカの看板楽団の一つとして、主にスペイン・フランス・ロシア等の色彩的な管弦楽作品を多数録音した。英デッカの鮮明な録音とも相まって、そのいずれもがベストセラーとして長らく定番の評価を受けていた。手持ちの盤は例によって十年程前、大阪東梅田の中古レコード店で見つけた1962年リリースの国内初出盤。60~70年代を通じて名盤として評価が高かった盤だ。

久々に針を落として、あらためてその音の良さに驚いた。曲冒頭のティンパニーの連打、突き抜けるようなトランペット、空間に飛散するカスタネットの響き。半世紀前の音とは思えないほど鮮烈だ。アンセルメ&スイスロマンドの一連の録音が素晴らしいばかりに、同コンビの来日公演で実演に接した日本のファンは、録音との落差にがっかりしたという話もうなづける。確かに耳をそばだてると、少々アンサンブルの甘さがのぞくところもあるし、管の音程があやしいときもある。弦楽群もやや響きが薄い。しかし、華やかで色彩的な管楽器の音色、弦楽群のスッキリした歌いっぷりなど、総じてこうした曲に相応しい音響で文句はない。


この盤の音源


この曲の中で最も知られた「粉屋の踊り」  しばしばギターソロでも演奏される。


2013年プロムスでの演奏会形式の舞台



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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