バルビローリ&ハレ管弦楽団 ドヴォルザーク 交響曲第7番


きょう土曜日、台風12号は四国から中国地方を北上。当地北関東も終日荒れ模様の天気で、時折強い雨と風が吹き付けた。市内を流れる利根川もいつもと様相を変え、濁流が川幅いっぱいに流れる。被害も出ているときに不謹慎だが、嵐の夜…というと、いささかロマンティックな響きもあって、夜更けて外の雨音を聴きながら静かにレコードを聴くのは、不安と安堵の入り混じった甘美なイメージを持つ。こんなときに聴きたくなるのはロマン派、中でも少し土の匂いがする音楽だ。

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ドヴォルザークの交響曲第7番。ジョン・バルビローリと手兵ハレ管弦楽団との一連のステレオ録音中の一つ。この盤は70年代後半に廉価盤で出たときのもので、確か大学4年のときに買い求めた。同曲の他に管楽セレナーデ、伝説曲第4番と第7番が収められている。ドヴォルザークの交響曲としては第9番「新世界から」第8番の演奏機会が多いが、この第7番や第6番も劣らずいい曲だ。特に7番はドヴォルザークが敬愛したやまなかったブラームスの影響が色濃く出ている。各所に現れるスラブ風のモチーフの扱いも渋く重厚で、かつ深い民族的なロマンティシズムに満ちている。
ドヴォルザークはイギリスで人気を得た。そのイギリスの20世紀を代表するコンビであるサー・ジョン・バルビローリとハレ管弦楽団。バルビローリの少々粘着質な性格と解釈が奏功し、音の一つに一つにずっしりとした重みがのっている。ハレ管弦楽団も荒削りなところがあり、洗練された響きには程遠い演奏だが、かえってそれが曲想に合っていて味わい深い。

ネットをみていたら、東京フィルハーモニーの活動の一つとして、同団が演奏する曲を軽妙にアナリーゼしている動画がある。この曲の一部もあったので貼っておこう。





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未聴です

こんばんは

バルビローリ好きなのですが、彼のドヴォルザークは
聴いたことがありません。
EMI?、それともマーキュリー?どこのレコード会社
から出ているのでしょうか?

Re: 未聴です

メタボパパさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

原盤はパイ=PYEです。手元にある70年代の国内盤LPは、テイチクの扱いですね。
マーラーの1番なども同じシリーズであります。今はどこが扱っているのでしょうかね。
EMIから出ているのかなあ。
プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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