イェーツ編 シャンド作品集



少し前に注文した楽譜が到着した。
イタリアのギタリスト:アルベルト・ラ・ロッカからのメールで近々リリース予定と知らされていたスタンレイ・イェーツ編アーネスト・シャンド作品集。少し前に米アマゾンのサイトでポチッたのだが、その後一週間ほどで到着した。


202209_Shand_Yatess_1.jpg

202209_Shand_Yatess_2.jpg


これは中々の労作だ。
全300頁。存在が確認されている曲の過半が網羅されているようだ。その数100曲程。きちんと確認はしていないが、アルベルト・ラ・ロッカがブリリアントクラシックから出した三枚組CDに収録されている60曲余はおそらく全部納めされているのではないか。ピアノとの二重奏「ロマンス」作品92、ギター伴奏歌曲3曲も含まれている。

曲に先立ち巻頭には、シャンドの人物・作品の紹介、シャンドが活躍した19世紀中庸当時の英国におけるギターの受容、シャンド作品の奏法上の特徴や作品の様式等が数十頁に渡って記されている。楽譜を開く前に、この巻頭部分だけでも読みごたえ十分の資料になっている。
シャンドの作品の多くはサロン調の穏やかで親しみやすい曲想だ。技術的にはアマチュア中級から上級程度の範囲だろうか。シャンドが書いた教則本中の初級向けの練習曲も20曲近く入っている。収録曲そして充実した資料と併せて29ドルは格安だ(もっとも送料が加わり、折からの円安レートを加味すると5千円程になるが…)。
そこまでは要らないが、シャンドの曲を少々かじってみようという輩は以下のインターネットアーカイブを参照されたい。

IMSLPのシャンドのページ
https://imslp.org/wiki/Category:Shand%2C_Ernest

VP_Music_Media
http://www.vpmusicmedia.com/ を開くと画面右側のメニューに「PDF music sheets」があるので、そこの「Collected works」をクリック。すると作曲家のリストが出て、その中にErnest Shandがあるのでそれをクリック。50曲程が見られる。

Free_Scores
https://www.free-scores.com/search-uk.php?search=ernest+shand


楽譜付き音源 Mazurka Op.36 演奏しているのはアルベルト・ラ・ロッカ


Meditation and Gavotte Op.69


Melodie-Nocturne Op.51



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私のところにも

私のところにも到着しました。(まだよく見ることが出来ていませんが…)

Re: 私のところにも

国内と同じ感覚で入手できる時代ですね、今更ですが(^^
ボリューム満点で、ロマンティックな小品は、もうこれだけで十分かなという感じです。
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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
音楽とクラシックギターに目覚めて幾年月。道楽人生成れの果てのお粗末。

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