ザ・タイガース!



昨日の日曜日。部屋の片付けをしながら音盤棚を見回し、こんな盤を見つけたので取り出した。


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グループサウンドGSの雄:ザ・タイガースのヒット曲を4曲収めた33回転7インチ盤。「ステレットstelet33」という名が付いたシリーズで昭和43年・1968年のリリース。収録曲は以下の通り。それぞれシングルでリリースされたA面・B面の曲。CD時代の言い方ならマキシシングルというところか。

君だけに愛を/落葉の物語
花の首飾り/銀河のロマンス

この盤こそ紛れもなく、我が音盤道楽の出発点。中学2年の秋、人生で初めて買ったレコードだ。当時まだステレオはおろか簡単なプレイヤーさえ持っていなかったが、ぼくら世代がガキの頃を回顧する際よく出てくる「親戚のオジサン」という存在のおかげで、当時流行していたコンソール型ステレオをしばらく借りていた。ジャケット裏を見ると500円とある。大卒公務員初任給が2万5千円、ラーメンが75円、コーヒー1杯が80円の時代だった。

「別の」親戚のオジサンからギターをもらったのもこの頃だった。今もヤフオクあたりで稀に見かける古賀ガットギター。すぐにコードによる歌伴も覚え、テレビから流れる「GSサウンド」に合わせて掻き鳴らしていた。やがてその技量もアップし、不良番長グループのGSコピーバンドから声がかかってリードギターを務めた…まあ、そんな武勇伝はともかく、結局当時から半世紀以上経ちながら、やっていることは何も変わっていないことに我ながら失笑する。

久々に取り出して聴いたが、当時まだ二十歳になるかならないかのメンバーの声は当然だが若い。ジュリー(沢田研二)もトッポ(加橋かつみ)もよく通る声だ。「君だけに愛を」は彼らの出世作にして代表作。冒頭ジュリーのOh!Please~に同級生の女子たちはうっとりとしていた。「落葉の物語」は明治チョコレートのCMにも使われ、B面にも関らずヒットした。「花の首飾り」ではトッポのハイトーンに初めて触れた…と書き出すと、あまりに記憶が鮮明で我ながら驚く。中坊だった当時、クラシックのクの字も知らず、ギターはコードを掻き鳴らすことしか知らなかった。数年後には一端にベートーヴェンを聴き、ソルのグランソロに挑み…十代とはそういうものかと、今になって納得する。


落葉の物語


銀河のロマンス


君だけに愛を



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