ニッキ・パロット Fly Me To The Moon


さてさて週末です。今週は暑さも完全復活の夏日連続。加えてプライベートの野暮用が重なり、いささか消耗。消耗の割には体重減らず。体重減らないにも関わらず悲しいかな、よく食べ。…と、負のスパイラル全開のいいことのない一週間だった。もっとも、この歳になっていいことなどそうそうあるわけでもないし。…と、更に意気消沈。まあ、気を取り直して何か聴きますかね。

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今夜は先日「やや大人買い」した中の1枚、以前も取り上げたニッキ・パロットのアルバム(こちらで試聴も)の封を切った。前回記事にした「ムーン・リヴァー」というアルバムが2007年録音のデヴューアルバム。そしてこの「フライ・ミー・トー・ザ・ムーン」は2008年録音のセカンドアルバムとのこと。前作はジャズファンのみならず、広くポピュラーファンにも聴かれてベスト&ロングセラーになっているらしい。前作同様この盤も、いかにもジャズファンのオヤジども(自分のことか…)がジャケ買いしそうなアルバムだが、中身でも十分勝負できる出来栄えだ。
M1の「すてきなあなた」は彼女自身のベース弾き語りのボーカルソロで始まる。ワンフレーズ終わるとリズム隊が加わり、ハリー・アレンの甘く太いテナーサックスが絡んで、すっかりいい雰囲気になる。M4の「フライ・ミー・トー・ザ・ムーン」はさすがにタイトルチューンだけあって聴き応え十分だ。マーク・スガンガのギター・リフをバックに冒頭から軽くスウィングしていき、ニッキのヴォーカルもマイナー・スウィングにのって、派手にならずちょっと暗めのニュアンスを残して「私を月に連れてって」と語りかける。途中に聴かれる彼女のベースソロも力で押すような感じはなく、軽く曲想にあったソロプレイだ。アップテンポのM12「ゼム・ゼア・アイズ」はこのアルバムの中でももっともスウィンギーなチューンで、ニッキのベースソロを含む各メンバーのソロ回しも楽しい。
彼女のヴォーカルは、強烈な個性や誰をも唸らせるようなところはないかもしれないが、軽過ぎず、重すぎず、実にストレートで素直。語り口も甘ったるくなる一歩手前でコントロールされていて好感が持てる。


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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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