トゥーツ・シールマンス「Chez Toots」
三月に入って一気に春になった感あり。あと十日もすれば桜の便り。ついこの間までの酷寒が嘘のようだ。年度末納期の仕事も目途がつき、さて今夜はリラックスして、こんな盤を取り出した。

数年前に94歳で亡くなったトゥーツ・シールマンス(1922-2016)のハーモニカ。1998年のリリースでヨーロッパテイストの曲を取り上げた「Chez Toots」というアルバム。「パリの空の下」「ムーラン・ルージュの歌」といったお馴染みの曲もあり、日本人好みのノスタルジック路線の盤だ。有体に言うなら<カフェに流れるおしゃれな音楽>というところ。セールス的にも好成績のアルバムらしい。ダイアナ・クラール、ダイアン・リーヴス、ジョニー・マチスといった大物がゲスト参加していて、一枚通して飽きさせずに聴かせる。たまには箸休めによろしでしょう。
2012年10月。シールマンス90歳。
90歳になってもこのくらい音楽を楽しめたら、さぞ楽しかろう。
この盤の音源。「Sous le ciel de Paris」
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