ケンペ&チューリッヒトーンハレ管 ブルックナー 交響曲第8番


三日ぶりの更新。続くけてブルックナーいきます!(^^;

このところ、ブログ記事の下にあるバナーのリンク先;クラシック音楽鑑賞でのブログランキング順位が少し上昇、また人気記事の上位に入ることもしばしば。どうやら、バルビローリ、セル、ケンペといった少し古い時代の指揮者を取り上げた記事に目をとめてくれる人が多いようだ。みな同世代なのかなと思いつつ、先日に続いてケンペの振るブルックナーを聴くことにした。取り上げるのはルドルフ・ケンペ指揮チューリッヒ・トーン・ハレ管弦楽団によるブルックナー曲第8番のLP盤だ(入手難らしい)。


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この盤の録音がTUDORレーベルで国内発売されたのは録音から数年たった1976年、ケンペが亡くなった直後のことだったと記憶している。先日の記事にも書いた通り、当時はレコードも中々買えない貧乏学生時代。買っても千円の廉価盤が常だったが、この盤は例外的にレギュラープライス。多分、欲しくて欲しくてたまらず、そうとう思い切って買ったに違いない。今夜久々に取り出して聴いたのだが、演奏は昔の印象そのままに素晴らしい。
前回の記事で取り上げた第5番とは少々アプローチが違っていて、この8番ではことさら巨大なスケール感を出そうとはせず、全体と通して早めのテンポと、キリッとしまった造形で聴かせる。どの楽章も思わせぶりなルバートや大見得はないし、テンポの切り替えも不自然なところがない。すべてが自然体。ブルックナーのスコアを信頼して、そのまま音にしているといった感じだ。第2楽章のスケルツォなど実にテンポ設定がよく躍進力に富むが、決して大声を上げて力で押す気配はない。第3楽章のアダージョではかなりロマンティックな解釈もみせるが、もたれる感じや過度の甘さはない。第4楽章も冒頭から整然とした疾走感で始まり、終始飽きさせずに進む。
もともとこの録音は70年代前半に流行りかけた4チャンネル用に録られたようだ。この盤には4チャンネルの表記はないが全体にややベールがかかったような音、またティンパにや金管群の定位も遠めだ。CDで復刻されたものは、そのあたりが随分と改善されていると聞く。


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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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