ニールセン 弦楽のための小組曲 作品1



寒かった先週末から気温が幾分か上がり、きょうは穏やかで暖かい一日だった。午前中から野暮用外出。三時を少し回って帰宅した。一服しながらアンプの灯を入れ、先回の記事に書いたシベリウスで思い出し、この盤を取り出した。


202311_Nielsen.jpg


80年代半ばに東芝EMIから出ていた<北欧の抒情シリーズ>。手元にはこのシリーズの盤が数枚ある。今夜取り出したのはグリーグ、ウィレン、ニールセンらの弦楽合奏曲を集めた一枚。ライナーノーツには録音データはなく、そもそもオリジナルがこの曲構成であったかどうか知るよしもないが、おそらく60年代中庸の録音を思われる。収録曲は以下の通り。「二つの悲しき旋律」はポール・トルトゥリエ指揮ノーザン・シンフォニエッタ管、その他はケネス・モントゴメリー指揮ボーンマス・シンフォニエッタによる演奏。

 ウィレン:弦楽のためのセレナーデ作品11
 グリーグ:ノルウェイの旋律 作品63
 グリーグ:二つの悲しき旋律 作品34
 ニールセン:弦楽のための小組曲 作品1

いずれも穏やかな、まさ北欧の抒情という言葉からイメージするに相応しい曲想が、それに相応しい弦楽合奏で奏でられる。この盤が出た当時はまだ、癒しだのヒーリングだのといった言葉は使われていなかった。今ならきっとそんなキャッチコピーが付くに違いない。収録曲の中ではグリーグの2曲が有名だろうか。

デンマークの作曲家カール・ニールセン(1865-1931)は同年生まれのシベリウス(1865-1957)と並ぶ北欧の交響曲作曲家ということになるが、6曲ある交響曲はシベリウスほどには演奏されない。交響曲以外にも多くの作品を残していて、弦楽のための小組曲は作品番号1番が付された、20代前半まだコペンハーゲンの王立音楽院に学んでいた頃に作られたとのこと。若さの良い面が出たとでも言おうか、シンプルで美しいメロディーに満ちていて、気持ちのいい曲だ。第2楽章の印象的なワルツ、華やいだ若さを感じさせる第3楽章など中々の佳曲だ。


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ニールセン:弦楽のための小組曲 第1楽章


同 第2楽章


グリーグ:二つの悲しき旋律から、よく知られた「過ぎし春」 元々は歌曲。この音源は合唱+ジャズコンボによるクロスオーヴァー・ヴァージョンとか。



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