カーメン・マクレエ マイ・ファニー・ヴァレンタイン


きょう2月14日はヴァレンタイン・デイ。きっと世のオヤジ・ブログではかろうじてゲットしたチョコレートねたで持ちきりか。エヘンっ、本ブログは硬派路線につきチョコも色恋も無縁であります。本日も独逸の保守本流;ワグナーの…と書き始めたのだが、実は手元にチョコが…(^^ 方針変更して今夜は激甘に行きましょうか。


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マイ・ファニー・ヴァレンタインというジャズのスタンダードがある。歌詞の中身はヴァレンタインデイには関係ない。ヴァレンタインは恋人の男性の名前。私の好きな彼ヴァレンタイン、と惚れた女が歌う曲だ。でもまあ、きょうヴァレンタインデイにそぐわないこともないだろう。ちょっと棚を探したら大あねごカーメン・マクレエが歌っている盤があった。1957年カーメンが35歳のときに入れたAfter Glowというアルバムだ。パーティーが終わって酔いがちょと覚めたころ、あるいはセッションを終えたミュージシャンがひと息つく時間、仕事を終えた男ならちょっとネクタイをゆるめるとき、女性なら…う~ん、よくわからないがヒールを脱ぎ捨ててベッドに倒れ込むときか。After Glowはまあそんな意味だろう。
この盤ではカーメンが終始リラックスしてスタンダードをしみじみと歌っている。カーメンは元々ピアニストととして世に出た。この盤でもレイ・ブライアントのピアノとは別に彼女のピアノが楽しめ曲も4曲入っている。歌はもちろんだがピアノもなかなかいい。さてこの盤のマイ・ファニー・バレンタイン。マイナー・キーを上手く使ったピアノのフレーズで始まる。カーメンがピアノのバックでワンフレーズ歌ったところでブラッシングするドラムとベースが静かに入ってきてリズムを刻む。後年のややドスの効き過ぎた歌いっぷりとは違って35歳のカーメンはハスキーではあるが、ハイトーンもまだまだ伸びやで美しい。


YouTubeにこの盤の音源があったので貼っておこう。




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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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