吉田秀和


一つ前の記事に書いた通り、先週末、吉田秀和氏の訃報に接した。

今から5年前の2007年夏、作家堀江敏幸が吉田秀和氏の鎌倉の自宅を訪問しインターヴューした番組がNHKで放映された。残念なことにその番組は見落とし、雑誌に掲載されたものを読んだ。元気そうな姿だったが、さすがに高齢ゆえ例のFM番組もいつまで聴けるだろうかと案じ、何回かを録音に残した。学生時代にその著作を読み漁り、音楽を聴くということはそういうことなのかと、僅かながらも合点したものだ。当時から今まで、音楽評論ということで信頼して接することが出来たのは、吉田秀和氏と大木正興氏くらいだろうか。


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きょうYouTubeをのぞいたら、2007年の放送の一部がアップされていた。堀江氏との一問一答。自宅での執筆の様子、音楽に耳を傾ける様子等々。こんな風にカメラが入ったのは最初で最後のことだろう。その他にも吉田氏が見い出した演奏家の姿など、今となっては懐かしくも貴重な映像。下記<追記>の通り、近々NHKで再放送されるようだ。



享年98歳。あらためて御冥福をお祈りいたします。


■追記■
NHKのHPに以下の記載があったので転載しておく。
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2012年05月28日 (月)
吉田秀和氏の死去にあたって

日本の音楽評論の草分けとして大きな足跡を残し、NHKの番組にも多数ご出演された吉田秀和氏が、5月22日に98歳で亡くなられました。NHKでは、吉田秀和氏をしのんで、以下の番組を予定しています。

『吉田秀和さんをしのんで』(仮題)
Eテレ 6月2日(土)前0:00~1:45(1日(金)深夜)

吉田秀和氏のゆかりの方々のお話を伺いながら、吉田氏の業績を振りかえるとともに、2007年7月に放送して大きな反響を得た、『ETV特集“言葉で奏でる音楽~吉田秀和の軌跡~”』(89分)をノーカットでアンコール放送します。
また、1971年の番組開始以来、吉田秀和氏が41年にわたって解説を務められたNHK-FMの番組『名曲のたのしみ』につきましては、生前に収録済みの音源や、既に執筆済みの原稿が多数残されているため、その遺志を尊重し、年内いっぱい放送を続けていく予定です。

『名曲のたのしみ』
FM 毎週土曜 後9:00~10:00
(再)翌週木曜 前10:00~11:00

あらためて吉田秀和氏のご冥福をお祈りするとともに、その深い音楽世界に触れていただければ幸いです。
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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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