タル・ファーロウ・カルテット


きょうも暑かった。青空と輝く太陽…といった夏真っ盛りはまだ先で、やや雲がかかった空の下、ジワジワと暑いのは余計堪える。三連休真ん中日曜日のきょう、mixiのギター仲間による内輪の発表会があり、川越まで出向いて弾いてきた。その顛末はまたいずれ。
夜、昼間の暑さの疲れからかソファでひとしきり寝入ってしまい、日付けが変る時刻となっておもむろに起きて我に返った。まあ、あすも休みの気安さ。深夜の音盤タイムと思い久々にジャズギターの盤を探して、お気に入りのジャズギタリストの一人、タル・ファーロウのこの盤をセットした。


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以前も何度か記事に書いているタル・ファーロウ。この盤は1954年の録音。彼のカルテットとしてのデヴュー盤で、バンド名がそのままアルバムタイトルになっている。ベースとドラムスに加えてピアノレスの2本ギター編成という、その後彼のカルテットのスタイルとなる編成による最初の盤だそうだ。ピアノレスのためか、全編通して主役を演じるギターの音がことさらよく聴こえる。リズム隊もそれを意識して控え目にバックアップしている。収録曲はタルのオリジナルが3曲とスタンダードが3曲。オリジナルには敬意を表するが、やはりロジャースやコール・ポーターなど職業作曲家の曲には一日の長がある。ロジャース作曲の第1曲<Lover>は三拍子のリズムを使って優雅さを出しながら、同時に高速スケールのテクニカルなアレンジになっていて、この盤の最初から聴き手を耳と心を引きつける。コール・ポーターの<All through the night>では例によってタルの滑らかなスケールプレイが楽しめる。タルのオリジナル曲<Rock’n Rye>は、ブルースではあるが洗練されていて、ピアノレスの編成とも相まって汗臭さのない軽みのあるブルースだ。 この盤、収録曲は6曲で20分数分。雰囲気を出すには10インチのLP盤に針を降ろして聴きたいところだ。


この盤の音源があったのいくつか貼っておく。
まず<Rock 'n' Rye><Splash><Lover>の3曲。



やはりタルのオリジナル<Tina>とコール・ポーターの<All through the night>
<Tina>では2本のギターが効果的に使われている。50秒あたりからのマイナースケールによるプレイは中々印象的だ。<All through the night>では5分過ぎから展開する滑らかで機知に富んだ音取りが素晴らしい。



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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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