ウィーンのシュランメル音楽


きのう土曜は野暮用あって午後から外出。出先で夕飯を済ませて帰宅後またもソファで爆睡してしまった。せっかくの週末の晩を何もせずに惰眠をむさぼり後悔しきり。気を取り直して熱いお茶を入れて一服し、何か夜明けどきに相応しい音盤はないかと探して、こんな盤を取り出した。


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19世紀後半にウィーンで流行ったシュランメル音楽のCD。シュランメルについてはこちらの解説をみていただくのが手っ取り早いが、音楽そのものは多くの日本人にも耳に馴染みがあるはずだ。新年のニューイヤーコンサートで演奏されるウィーナワルツがオーケストラによる表舞台の音楽とすれば、シュランメル音楽は小規模アンサンブルによって演奏され、カフェや酒場でウィーンの市井の人々に愛された音楽だ。曲目は仔細に紹介する必要のない盤だと思うが、シュランメル音楽という名の元になったシュランメル兄弟の作品を中心に、ときに楽しくときに哀愁に満ちた曲が並んでいる。
ウィーンと言えばクラシック音楽ファンなら一度は訪れたい街の一つだ。四半世紀も前のことになるが、ぼくも一度ウィーンに遊びに行ったことがある。ムジークフェラインではウィーン交響楽団を2回聴き、国立歌劇場ではヴェルディのシモン・ボッカネグラを観た。何度が入ったカフェではこの盤のようなシュランメル音楽やシュトラウスのワルツなどを情緒たっぷりに演奏していたのを思い出す。同時のそうしたウィーン風の音楽や街の様子に、東ヨーロッパやジプシー民族の雰囲気を色濃く感じた。ウィーンの街で、ヴァイオリン2、G管クラリネット(またはアコーディオン)、バス弦付きギターという昔ながらの編成で、今でも広く親しまれているシュランメルの音楽にはそうした雰囲気がダイレクトに感じられる。




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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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