ビートルズ アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』


50年前のきょう1962年(昭和37年)10月5日はビートルズの最初のシングル盤『ラヴ・ミー・ドゥ/P.S.アイ・ラヴ・ユー』がリリースされた日だそうだ。けさ通勤車中のラジオで聞いた。振り返ってみると、彼らが活躍したのはわずか10年ほど。その後の40年を思えば随分と短かったと実感する。ぼくはビートルズのファンでもなんでもないが、中学生の頃はラジオのスイッチを入れればビートルズやローリングストーンがリアルタイムで流れていた時代だったので、当然馴染みはある。きょうがそんな記念日ということもあって、久々にビートルズのレコードでも聴こうかと思い立ち、彼らの最初のアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』をターンテーブルにのせた。


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中学の頃はクラシックにまだ目覚めていなかった時期で、ポップスをそれなりに楽しく聴いていた。但しレコードにあてるほどの小遣いもなく、そもそもステレオ装置も持っていなかったから音源はもっぱらラジオだった。手持ちのビートルズのレコードはこの10年程で何となく集まったもの。リサイクルショップのジャンク箱から救済してきたり、会社の同僚がもう聴かないからと譲ってくれたり、そんな風にして大体のアルバムがほとんど投資なしで集まった。

さて『プリーズ・プリーズ・ミー』。この盤は勤務先近くリサイクルショップで入手した。この盤と同時に初期のアルバム5枚がまとまって@100円で並んでいた。オリジナルフォーマットのモノラルカッティング、帯付き、盤質は新品同様…という中々の掘り出し物だった。日本での本アルバムのリリースは遅く、ビートルズ解散から6年後の1976年6月のことであった…とwikipediaで知った。さらには米国ではCD期までリリースそのものがなかったとのこと。この盤がそのときのものか、その後の再発盤か、その辺りの事情については深入りするほどの知識もないので省略する。収録曲は以下の通り。

A面
アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア/ミズリー/アンナ/チェインズ
ボーイズ/アスク・ミー・ホワイ/プリーズ・プリーズ・ミー

B面
ラヴ・ミー・ドゥ/P.S.アイ・ラヴ・ユー/ベイビー・イッツ・ユー
ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット/
蜜の味(ア・テイスト・オブ・ハニー) /ゼアズ・ア・プレイス/ツイスト・アンド・シャウト

東芝EMI仕様のレッドカラーの盤に針を落とす。わずかなサーフィスノイズのあと、ワン、ツー、スリー、フォーの掛け声と共に第1曲<アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア>が勢いよくスピーカーから飛び出してきた。モノラルではあるがカッティングレベルが高く、凝縮されたエネルギー感あふれるサウンドが素晴らしい。以降、アルバムタイトルチューンでシングルヒットした<プリーズ・プリーズ・ミー>も含め彼らのオリジナル曲や当時の定番ロックンロールなども織り交ぜて中々楽しいアルバムだ。音質同様、彼らの演奏もフレッシュかつエネルギッシュで、スタジオライヴを聴く趣きがある。実際この盤のほとんどの曲はオーバーダビングなしの一発録りで録られたという。なるほどと合点。
ビートルズの曲をほんの申し訳程度にしか聴かないぼくなどがコメントするのは大そう気が引けるのだが、ビートルズはやはり60年代半ばまでの初期のものがいい。それ以降は多様な音楽的要素や音響的トライアルが導入されたり、様々なメッセージが込められたりと、確かに音楽として熟成されている。しかし英国のやんちゃな若者がストレートに音楽を楽しんでいるという感じはなくなる。その点このアルバムはぼくにとってはビートルズのビの字を感じさせてくれる名盤だ。





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No title

私の場合、この手の洋楽を聞き出したのは70年代に入ったころでしたので、リアルタイムではありませんでしたが、やはり懐かしくホッとできるバンドです!

Re: No title

たけさん、こんばんは。 コメントありがとうございます。
私の場合は1970年が高校1年でした。ビートルズ、ローリングストーンズ、ドアーズ、クリームなどは中学時代。ツェッペリン、ディープパープル、シカゴ、GFRなどは高校時代です。高校時代になってからはギターを始めたり、クラシックをかじるようになったので、ロックとは疎遠になりました。いずれにしても40歳過ぎてから当時の盤をあちこちで拾ってきました。まあ、身を入れて聴いてはいませんけどね。

プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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