テンシュテット&ベルリンフィル シューマン 交響曲第4番


一気に秋到来。好天続く。通勤往復プリウス車中にてシューマンの4番。テンシュテット指揮ベルリンフィル。ザビーネ・マイヤー入団騒動でカラヤンとベルリンフィルの関係にすきま風が吹き出す前年1980年の録音。70年代半ばに西側デビュー以降、ドイツ伝統の音楽作りで世界中から客演依頼を受けたテンシュテット面目躍如の名演。


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カラヤン時代後期のベルリンフィルは往時の伝統を持ち合わせ重厚かつ深い響きを保つ。テンシュテットはアンサンブルの整理整頓よりも音楽の持つ深さとエネルギーの表出に傾注。ベルリンフィルもそれに応えて重量級の趣きここに極まる。音楽の重みに耐えかねて、さしものベルリンフィルもアインザッツ不揃いとなるも、それを意に介さず突き進む。第1楽章序奏からエネルギーに満ちた弦楽群、随所でのホルン強奏、ピアノからフォルテへ雪崩を打つようなトゥッティのエネルギー。第2楽章の静寂とロマンティシズム。第3楽章から終楽章にかけての衰えない推進力。いずれもこのコンビによってのみ成し遂げられた稀有な名曲名演。快哉! 併録<新世界>またいずれ。


テンシュテットの音源見当たらず。カラヤンとウィーン交響楽団とのリハーサル光景から第1楽章冒頭。1965年の映像。新即物主義を称されたカラヤンでさえタクトポイントと音出しにこれだけの遅れがあるのに驚く。




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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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