トルトゥリエ EMI グレイト・レコーディングス
きのう夕方からの雨が夜半にはあがり、きょう日曜は朝から冬型の晴天となった。日中は風も強く、東京では木枯らし一号と発表された。去年よりも23日遅いとのこと。10月の初旬くらいまでは暑さが続いていたことを考えると、秋のいい季節が本当に短くなったと実感する。さてそんな中、昼過ぎに隣り町高崎へいく用事があったので、ついでにタワーレコードにちょっと寄り道。先日に続きCDチョイ買いと相成った。


以前から気になっていたポール・トルトゥリエのボックスセットとポール・パレー指揮デトロイト交響楽団による19/20世紀フランス作品集。トルトゥリエのボックスセットは彼のEMIへの録音の過半が収められていて、バッハ無伴奏に始まり、チェロのための主要な協奏曲、ソナタ、小品などがほとんど網羅されている(収録曲はこちらを参照)。価格はメジャーレーベルにしては激安の20枚組3千円余。トルトゥリエを聴く目的でも、チェロの主要作品をまとめて聴くにも、いずれにも好適だ。
ポール・パレー&デトロイト響による盤はタワーレコードオリジナルのヴィンテージ・コレクションの中の<ポール・パレーの芸術>と称するシリーズのもので、近現代フランス管弦楽の名曲を2枚組2セットに収録されている。もともとフランス物には相性がイマイチで手元の音盤も少ないぼくにはとっては、今更ながらのフランス音楽入門というところだ。ラロ、ショーソン、シャブリエ、ルーセルといった作曲家の名前や主要な作品は手元に盤があって少しは聴きかじっているが、この盤では加えてアンリ・バロー、フローラン・シュミットといったややマイナーな作曲家や指揮活動のほか作曲もしたポール・パレー自身の作品も入っている。
実はまだどれも音出しをしていない。特にトルトゥリエのセットは少しずつ聴き進めるのが楽しみだ。彼の盤についてはこれまでも何度か記事にしたが、本当に素晴らしいチェリストだった。いずれまた聴き進めるに従い、記事にしていこう。
80年代のマスタークラスでの様子。ドヴォルザークの協奏曲のレッスンと受けているは2000年から東京カルテットのチェロを務めているクライヴ・グリーンスミス。示唆に富む指摘をユーモアを交えながらフレンドリーに語る素晴らしいレッスンだ。
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