ロジェストヴェンスキー&モスクワ放響 チャイコフスキー交響曲第1番<冬の日の幻想>


三寒四温とはよくいったもので、行きつ戻りつしながら春がくる。あすは啓蟄。関東地方ではあす以降、週末にかけて一気に20℃超えになるらしい。
さて週明けの月曜日。いつも通り午前中は定例の会議。午後はいくつかの案件打合せ&処理進み、ほぼ定時に退社と相成った。帰宅後一服して、ちょっとした書類書き。ようやく終えてアンプの灯を入れた。実は少し前に長らく付き合った三菱製スピーカー2S-305とおさらばした。正確にはまだ所有権はぼくにあるが、現在隣り町のオーディオショップ店内で嫁ぎ先探して猛烈デモ中だ。ことのいきさつはまたいずれ書こう。305が運び出されたあと、自室の8畳間は一気に広々とした。現在はリビングミュージック製の小型ブックシェルフスピーカー;S-2Cを写真のようにカウンターに置いて聴いている。やや間隔が広すぎるが、一応リスニングポイントとはほぼ正三角形を成しいてる。音は部屋全体によく広がり、小音量でも管弦楽のステージイメージが目前に広がる。大型スピーカーで音圧を感じる聴き方とはまったく異なり、音楽が演奏されるステージをやや遠くから眺ている、あるいは左右のスピーカーの間に形成される合成イメージを聴いている感じだ。こういう聴き方だとさほど音量を上げなくても音楽が楽しめることに、今更ながらに気付いた。


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今夜はやや古い盤、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮モスクワ放送交響楽団の演奏する<冬の日の幻想>に針を落とした。1972年の録音。懐かしのソビエト・メロディアレーベルだ。この盤が出たのは高校3年の頃だった。このコンビによるチャイコフスキーはロジェヴェンのエネルギッシュな解釈と、いかにもロシア的なモスクワ放響の音とで人気を博した。当時のロジェヴェンは今のゲルギエフのような存在、人気のあり様だったかもしれない。
チャイコフスキーの交響曲では4番以降の人気に比べ、1番から3番まではいま一つマイナーだ。しかしこの第1番は昔から好きでいくつかの盤が手元にある。そういえば随分昔にナクソス盤の記事を書いたことがあった。第1楽章はとりわけ素晴らしい。管弦楽の効果的でスリリングな展開がいいし、モチーフやリズムの扱いもいかにもチャイコフスキーらしい。第3楽章スケルツォのトリオなども美しい。
演奏は前述したようにエネルギッシュかつロシアのオケらしさに満ちている。金管の強奏は突き抜けるように響きながらヴィブラートがかかる。ヴァイオリン群のカンタービレも濃厚歌う。第4楽章ではチェロ・バスの低弦群がゴウゴウを音と立てて音楽の底辺を支える。野暮だ田舎趣味だとこき下ろされそうな演奏だが、まあチャイコフスキーはこんな演奏も悪くない。


この盤の音源。第1番全曲。



1971年。この盤の録音と同時代。オケはレニングラードフィル。第4番の第1楽章途中まで。



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No title

気温差に体がついていけません・・・まだ、そんな年でもないのですが。
名機を処分されるのですね。
私も最近ヘッドフォンばかりで、たまには良いオーディオで聞きたいです!

残念!

こんばんは
しばらくご無沙汰しています。
39ギターです。
今日の夕方に60000になるのは分かっていたのですが、つい仕事にかまけていて忘れてしまいました。
次の66666は忘れないようにしますね。
それにしても、素敵なリスニングルームですね。
スピーカーをスケールダウンしたと言うことですがこの部屋ならいい音がしそうですね。
ぼくも「冬の日の幻想」好きです。CDとレコードが1枚ずつしかありませんが、以前は時々聞いていたのですが最近はオーケストラものは聴くのにも体力が必要で最近は軽い器楽か室内楽に偏っています。
ブログ村の順位、上がらないですねえ、毎回ボタン押しているんですけど、これからも、各調高い音楽ブログをお願いします。

Re: No title

寒暖の差が大きく、周辺でも体調崩している人をみかけます。私も昨晩は突然激しい睡魔に襲われ、めずらしく10時前に床につきました。きょうは耳鳴りが激しいし…
2S-305は手放すことに決めました。何かを得ようとすれば何かを手放さざるを得ないという法則に従うことにます(^^;

Re: 残念!

60000ヒットはいずこへ…このところ一日120~130IPアクセスですね。66666は二ヶ月先の勘定ですね。引き続き宜しくお願いします。
スピーカーは小型へシフトを決めました。大型とはまた違った楽しみ方ができます。音量もそれほど上げずに聴いていますが、ストレスは感じません。低音の量は要らないものの、伸びが低い方40Hzくらいまでしっかり出てくれれば文句なしです。

プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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