SPU 音出し!


昨晩は夜遅く、前線通過の影響かいっとき激しく風が吹いた。小一時間で収束。明けてきょう日曜は暖かく穏やかな一日となった。昼過ぎにちょっと車に乗ったが、室内は完全に要冷房の状態。花粉に用心しようと外出も早々に切り上げて室内遊戯に専念。昨晩セットアップしたオルトフォン;SPU(SPU Classic G mk2)の音を楽しんだ。


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針圧は4グラムかける。カウンターウェイトの目盛りが信用に足るかどうか不明で、以前から手に入れようと思っていた針圧計もきのう一緒に買ってきた(カウンターウェイトの目盛りはほぼ正確だった…休心)。もっともオーディオ用針圧計ではなく単なる普通のデジタル表示の秤。500グラムまで0.1グラム単位で測れる。専用針圧計に比べると本体が大きく、盤面で針を載せて測ることは物理的に出来ない。仕方なくターンテーブル横において何とか針を載せた。少々不便だが専用針圧計と比べると値段は数分の一。一円玉を秤の上あちこちに置いてみたが、いずれも正確に1.0グラムを表示。メイドインチャイナも中々やる。まあ、いいでしょう。


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手持ちの盤から録音の良さそうなもの、編成や音色のバラエティーも考えて数枚を選び、とっかえひっかえターンテーブルに載せていった。オーケストラをいくつか聴く。ペーター・マーク&LSO<スコットランド>、ベーム&BPO<シューベルト第5番>、いずれも重心低く安定した響き。コントラバス4弦がしっかり曲を支えている様がよく分かる。弦や木管各パートの分離も申し分ない。コリン・デイヴィスの<ハルサイ>は少しボリュームを上げてみたが、もちろん破綻はないし、混濁感もわずかだ。室内楽やピアノ曲はしっかりした音像で核心的な音の出方だ。シュアの軽針圧カートリッジなどと比べるとレンジは狭いのだろうが、その分エネルギーが凝縮されている。高橋竹山の三味線や山下和仁の<コンポステラ組曲>で音の立ち上がりと瞬時ピークでの振る舞いを確認。ピークでのチリ付きもなく快調だ。
総じて不満も懸念も感じない。よいカートリッジだ。但し、この記事の美辞麗句によってSPUが5,000円の安直MMより格段に優れているとか、比べ物にならないと勘違いしないでいただきたい。聴こえない音が聴こえるようになった分けではない。こういう老舗定番アイテムは、歴史的淘汰(ちょっと大げさだが)と受けた長年の信頼(イコール十分な性能と品質)を買うという要素が半分以上だ。残りの半分近くはそういうものを手に入れたという自己満足と自己暗示。そんなところだろう。でも、このオールドファッションな面構えと文句のない音色・性能は十分価値ある一品。DL-103の三倍と少々値が張るが、まあ適正だろうと感じる。



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No title

こんばんは。またお邪魔します。

オルトフォンSPUG。なんとも懐かしい型番ですね。いまだに生産している事さえ
知りませんでした。ひとつお尋ねしますが、これは確かMC型ですよね?トランス
ないしはヘッドアンプはどんな機種をお使いでしょうか?

昔ながらの音質を保っているとすれば、けしてワイドレンジ、高解像度の製品では
ないとは思いますが、音の芯というかエネルギーを感じさせてくれる数少ない
製品だと記憶しています。とすればちょっと疑問に感じるのは、以前マエストロ・与太
さんはダイアトーンのスピーカーを手放されたとお書きになってらっしゃいましたが
それこそSPUGの音を生かすスピーカーだったのでは?と、いらぬおせっかいです。
もっとも現在どのようなスピーカーをお使いか存じ上げませんが。

Re: No title

hsさん、お久しぶりです。
MC用のベッドアンプは外付けではなく、現用のプリメインアンプ:ラックスLー570に内蔵されているものをそのまま使っています。SNもよく問題はありません。
おっしゃる通り、305を使えば60年代スタンダードとして、いい組み合わせになりますね。まあ、そのあたりも承知の上で305放出を決心しました。
現在は、神田にあるリビングオーディオという小さな店が出しているSー2Cというブックシェルフ型スピーカーをつないでいます。もちろん小型なりですが、まあまあのスピーカーです。
プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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