ベートーヴェン ピアノ三重奏曲 第4番 <街の歌>


用件夕方に終わるも、明日以降の準備等で居残り少々。10時前に帰宅。あとは寝るだけのという時刻になったが、それもしゃくなのでアンプの灯を入れ、1枚だけレコードを聴くことに。


Beethoven_1803.jpg   DSCN0726 (480x480)


ベートーヴェンのピアノ三重奏曲<街の歌>。ベートーヴェン26歳のときの作品。ディベルティメント風の明るい曲想。ヴァイオリン、ピアノ、チェロで演奏されることも多いが、この盤、新ウィーン八重奏団のメンバーによる演奏では、ヴァイオリンに代わって楽譜指定にもあるクラリネットが使われている。節度のある明るさをもった第1楽章、冒頭のチェロが美しい第2楽章、ベートーヴェン得意の変奏曲形式の第3楽章も穏やかな曲想。
低気圧通過後の一時的な冬型の気圧配置で外は北風。安普請の建付けがカタコトと音を立てる夜。若き日のベートーヴェンの伸びやかな歌がしみじみと心にしみる。

全曲。美しい第2楽章は8分45秒から。こういう曲を聴くとチェロを続けていたらなあと思う。
楽譜はこちら



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No title

お仕事忙しいなか ブログを綴り続けるスタンスに敬服いたします。
 音響のハード面や ジャズ系にはついて行けませんが 
 クラッシク鑑賞のアプリとして日々勉強させてもらっています。
 
 先日 クリスティーヌ・ワレフスカのリサイタルに行って来ました。
 期待に違わない 心に響く素晴らしい演奏でした。
 1部でバッハ ブラームス シューマンと重厚な響きに浸り そして 
 2部の最後に 聴き慣れたメロディーのフランクのソナタを満喫しました。
 弓が馴染んだためか この曲は響きが一層艶やかで 圧巻でした。
 ご指摘のようにピアノが素晴らしかったです。
 いつか表現なさってたような 光の粒が放たれるように感じました。
 貫禄のチェロの横糸に 美しい縦糸が織りなす素適なアンサンブル
 でした。マエストロさん 行けなくて残念でしたね。
 

Re: No title

TPGさん、こんばんは。お久しぶりです。
ワレフスカ、行かれたのですね! それはよかった。CDをどんな高級なオーディオで聴いても得られない感銘を受けたことでしょう。私は先日書いた通り、東京公演当日、都内の近いところにいながら、どうしても時間が間に合わず行けませんでした。おそらくライヴ盤のCDがリリースされることでしょうから、それを待つことにします。
プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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