閑話休題 ミケランジェリのショパン


異例の暖かさで例年より一週間も早く桜が咲いた三月に比べ、四月になってからは気温の低い日が多い。きのう土曜日も陽射しこそあれ、北風吹き抜け、外に出ると肌寒い一日だった。午後の外出以外はこれといったとこもなく所在なく過ごす。

開業から六年目を向かえた近所のショッピングセンター。相変わらず盛況の様子できょうも駐車場いっぱいの車。それでも店舗ごとの客足成績によって入替戦もあるようで、この春もいくつかの店舗がリニューアルされた。ぼくが用のある店は限られているのだが、そのうちの一つである楽器店も看板が以前の<ツー○ァイヴ>から<島○楽器>に変わった。もっとも商品群はそう変わったところもなさそうだ。ひと通り品揃えを確認し、挨拶代わりにギター雑誌を買い求めて店を出た。
その足で散髪へ。通い始めて一年になるヘアサロン。それ以前は夫婦でやっている典型的な<近所の床屋>へ行っていたのだが、思うところあって店を変えた。カットする前にスタッフの女性が丁寧にシャンプーをしてくれるのだが、これが中々心地よい。必要悪のような床屋の少々手荒なシャンプーと違って、こちらは丁寧に髪の汚れを落とし、かつ頭皮マッサージも加わる。しかもチャーミングな女性スタッフが程よい力加減でゆっくりとやってくれる。鼻炎用の抗ヒスタミン剤も効いてか、そのまま眠りの落ちそうになる。女性の極楽天国エステティックサロンの心地よさが何となく分かるような気がする。


Michelangeli-Arturo-Benedetti-09.jpg   DSCN0780 (480x480)


例年ならゴールデンウィークは一週間ほどの連休になるのだが、今年はカレンダー通り。まずは今週末と月曜までが三連休。いつもの週末より一日多いだけで気分は大いに違う。夜更けて日付けが変わっても、あすもあさってもあるという気安さがある。実は仕事の関連の宿題もあってそう呑気にしてもいられないのだが、まあいいやと、オーディオセットのスイッチを入れてレコードを聴くことにした。音盤棚をトレースして取り出したのは、以前も記事に書いたミケランジェリの弾くショパンアルバム。録音は1971年。収録曲は以下の通り。

<A面>
1. マズルカop.67-2
2. 同op.56-2
3. 同op.67-4
4. 同op.68-2
5. 同op.68-1
6. 同op.33-1
7. 同op.30-3
8. 同op.30-2
9. 同op.33-4
10. 同op.68-4
<B面>
11. 前奏曲嬰ハ短調op.45
12. バラード第1番ト短調op.23
13. スケルツォ第2番変ロ短調op.31

マズルカのいくつかに加え、バラードの1番とスケルツォの2番という選曲がいい。最近の愛聴盤であるアファナシエフ盤は、その深く瞑想する表現が素晴らしいが、このミケランジェリの盤は一瞬のインスピレーションによる天才的な感覚が光る。テンポはやや遅めながら曲の中でしばしば加速減速があるので、実際のテンポよりも動きを感じる。フォルテシモも余裕があり、終始美しい音色だ。


バラード第1番。楽譜付きはこちら



マズルカ 作品33-4



S・グロンドーナのギターで同曲。楽器はA・トーレス。



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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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