訃報 潮田益子


ヴァイオリニストの潮田益子さんが亡くなった。享年71歳。白血病だった由。少し前までサイトウキネンオケや水戸室内管弦楽団の先頭になって活躍されていたが…。合掌


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手元にある唯一の盤を取り出した。1966年のチャイコフスキーコンクールで第二位になったあと、日本でのデビューを飾った記念すべき録音。森正指揮の日本フィルのバックでチャイコフスキーとバルトークの2番の協奏曲が収録されている。1968年録音。以前、チャイコフスキーを聴いて記事にしたことがあったが、今夜はバルトークのトラックを選んだ。1966年、日本国内は高度成長の真っ只中。その年のチャイコフスキーコンクールでは潮田益子が第二位、佐藤陽子が第三位、安田謙一郎がチェロ部門の第三位に入った。そんな時代の勢いと二十代半ばの若さを感じる演奏だ。彼女はチャイコフスキーコンクール本選の自由曲で同じバルトークの1番を弾いたそうだ。若いなりにバルトークの語法の隅々にまで共感して弾いたことだろう。チャイコフスキーでの演奏同様、透明でキレのいい音色でバルトークのややひんやりとした雰囲気に相応しい。森正指揮の日本フィルも立派なもの。杉並公会堂での録音も分離、音場感ともよく録られていて、当時の日本の録音技術の高さを証明してくれる。


YouTubeにあった唯一のソロ演奏。リャードフの小品2曲。気品と格調高さを感じる弾きぶりだ。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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