ヒンデミット 室内音楽集


きのう金曜の夜は勤務先の同僚と一献かたむけ(と言っても下戸のぼくはいつも通りのお茶っ気で)、夜遅くに帰還。一夜明けて週末土曜日。きのうの雨が上がって天気回復。空は明るくなったがそれでもやはり梅雨のベールが一枚かかった様。日頃の寝不足補填でうだうだと朝寝。その後野暮用外出で一日暮れた。こんな梅雨どきには、ひんやりとした肌合いの音楽もよかろうと、こんな盤を取り出した。


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ヒンデミット。以前ヒンデミットのヴィオラソナタが入っている盤を記事にしたことがあった。今夜は彼の書いた<室内音楽>集。ヒンデミットはKammerMusikenと称する室内楽編成の合奏曲を第1番から第7番までを残している。きょう取り出した盤にはそのうち第1、2、6番が入っている。1977年の録音。ドイツのバーデン・バーデン合奏団を中心に曲によって独奏楽器のメンバーが加わっている。
20世紀のそれも室内楽というジャンルにあって、このヒンデミットの室内音楽集がなかなか人気が高いようで、CDでもいくつか手に入る。ヒンデミットの自画像が印象的なこのLPは、毎度紹介するように以前ネットで知り合った方から格安箱買いした中に入っていた。そうでもなかったら、自発的に選んで買っていなかっただろう。そういう意味では、中身を見もせず何かを手に入れてみるのも、たまにはいいかもしれない。
実際この曲は楽しい。20世紀の音楽だから旋律や和声には新鮮な試みがなされているが、もちろん無調ではないし、かといってR・シュトラウス的な調性音楽末期の耽美的音楽でもない。新古典主義風の響き。そのあたりの塩梅がヒンデミットの面白さであり、この曲のポピュラリティの理由かもしれない。いずれの曲も全体で十数分でいくつかの楽章からなっている。バロックの組曲を思わせるものや独奏楽器主体の協奏曲風のものなど、形式は多彩だ。リズムの規則、フレーズの歌い方などは古典音楽のそれをそのまま引き継ぎながら、響きの上では20世紀を感じることができる。そして他の多くの音楽もそうだが、この曲は実際に演奏する側に回ると更にエキサイティングだろう。ぼくが弾ける楽器がクラシックギターしかないが、どこかのパートをギターに書き換えて参加したいほどだ。


第1番。
1.非常に速く
2.適度に速く演奏部分、リズムは厳格に守って
3.四重奏的に非常にゆっくり、そして表情をつけて
4.フィナーレ:1921-その他、活き活きと



きょうの盤とは関係はないが、有名な<葬送音楽>。P・ヤルヴィ&フランクフルト放響。アントワン・タメスティのヴィオラ。




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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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