マックス・レーガー 無伴奏チェロ組曲第3番イ短調


週明け月曜日。朝の気温が20℃を下回る。まだまだクールビズ期間だが、きょうは思わず上着を羽織って家を出た。昼間は相応に気温も上がったようだが、過ごしやすい一日だった。8時半過ぎに帰宅。一服したあと平日には珍しくギターを取り出し「タンゴの歴史」をさらう。Cafe1930は何とか見込みがつきそうだ。Bordel1900は肝心なところが弾けない。Nightclub1960は相当苦戦を強いられた。結局、ろくろく弾けないことだけが分かった。嗚呼


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さて気分を換えて、ナイトキャップ代わりの1枚を。
マックス・レーガーの無伴奏チェロ組曲第3番イ短調。28歳で急逝したアニア・タウアーの盤。チェコフィルとのドヴォルザークの協奏曲、ジャン・フランセのチェロとピアノのための幻想曲、そしてこのレーガーの無伴奏第3番が収録されている。1964年の録音。この盤はだいぶ前に一度記事に書いた。第3番は3曲あるレーガーの無伴奏の中ではもっとも親しみ易い曲想だという。実は他の2曲を持ち合わせていない。この盤を聴いたあと、残りの2曲も手に入れようと思いながらそのままになっている。
曲は三つの楽章からなり、後期ロマン派、新ウィーン楽派、新古典主義といったいくつかの要素を併せ持つ独自の雰囲気ながら、旋律線と和声感は至って分かりやすい。終始イ短調の調性から離れることなく、ほぼ暗く、控え目なロマンティシズムに満ちていて実に美しい。第3楽章のアンダンテと変奏曲は、冒頭の主題に誰しもが心ひかれるだろう。
アニア・タウアーはDGに2枚のLPを残したが、その2枚分がこのCDに収められている。ドヴォルザークのコンチェルトももちろん素晴らしい。タワーレコードのヴィンテージ・コレクション・シリーズとして2006年に千円盤で発売されていたが、まだ手に入るようだ。


第3楽章を二つ。





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これは名曲

こんにちは。
わたしもこのCD持ってます。アニタ・タウアー、良いチェリストですね。

レーガーの無伴奏チェロ組曲は3曲とも大好きです。
重音とハイポジションの嵐で弾く方は大変だと思いますが・・・。

Re: これは名曲

木曽のあばら屋さん、お久しぶりです。
そうですか、この盤をお持ちなのですね。タワーレコードのヴィンテージシリーズはよく頑張ってくれているなあと感心します。しかも廉価盤で復刻してくれて。
レーガーの無伴奏はまだ揃えていません。最近は何事も「そのうち…」で終わりそうで、いけません。YouTube聴いて済ませるつもりはないので、本気で手に入れましょう(^^;

譜読みしながら聴いてみました。最初はなんとかなりそうに思いましたが(笑)……チェロの無伴奏で、楽しげで軽やかな、というのは聴いたことかがありません。

Re: タイトルなし

無伴奏は合わせ物に必須の他のプレイヤーとのコミュニケーションがない分、自分と譜面とだけに向きあうことになるので、求心的になってしまいますね。リスナーとして聴くだけでも同じで、どうしても眉間にシワが寄ってしまう(^^;
プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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