ケニー・ドリュー・トリオ


2月も最終週。先日の大雪のあと、まだ寒さは続くものの、太陽の高度が確実に上がっているからだろう、日中の空気には春を感じる。3月年度末は、勤め人にとっては年末とはまた違った気ぜわしさがある。1年間の業務を余裕をもって締めくくるべく、今週も鋭意業務に精励中だ。さて、今夜も少々遅くなったが、気分転換にジャズを1枚だけ聴こうかと思い、こんな盤を取り出した。


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ケニー・ドリュー・トリオの名がそのままアルバムタイトルになっているリヴァーサイドレーベルの名盤。ケニー・ドリューのピアノ、ポール・チェンバースのベースとフィリー・ジョー・ジョーンズのドラムスによるトリオ。1956年のモノラル録音。
ケニー・ドリューの盤は、以前「ダーク・ビューティー」を記事に書いた。ダーク・ビューティーはケニー・ドリューがヨーロッパに移り住んだのち、方向転換をする過程で生まれた傑作だったが、今夜取り出したこの「ケニー・ドリュー・トリオ」はそれよりずっと前、50年代のビバップ全盛期に彼が残した、ピアノトリオの中でも傑作とされる名盤だ。収録曲は以下の通り。

1. Caravan
2. Come Rain Or Come Shine
3. Ruby, My Dear
4. Weird-O
5. Taking A Chance On Love
6. When You Wish Upon A Star
7. Blues For Nica
8. It's Only A Paper Moon

お馴染みのスタンダードが並ぶが、中ではアップテンポのM4、5、8が抜群にいい。特にマイナーチューンのM4のスウィング感は思わずアンプのボリューム上げて聴きたくなる。ピアノトリオという、クラシックでいえば弦楽四重奏にあたる過不足ない編成。それぞれが与えられた役目をきっちり果たしつつ、個性を発揮する。このメンバーがベストのパフォーマンスを演じるこの盤ではその醍醐味が十全に楽しめる。


この盤の全曲。M4のスウィンギーなマイナーチューン:Weird-Oは16分55秒から。M5のTaking A Chance On Loveは21分から。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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