木住野佳子 フェアリー・テイル


5月も半分過ぎた。週半ばの木曜日。きょうも頑張りましたよ。ハイ。
9時過ぎに帰宅。11時をまわってようやく一服。きょうはソコソコ緊張の一日だったこともあり、ユルめの音楽を聴こうか。


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以前も記事にしたピアノの木住野佳子。きょう取り出したのは彼女の実質的なデヴューソロアルバム。1995年NY録音。収録曲は以下の通り。

1. ビューティフル・ラヴ
2. フェアリー・テイル
3. ジ・アイランド
4. いつか王子様が
5. ファンカレロ
6. 星影のステラ
7. オンリー・トラスト・ユア・ハート
8. 誓い
9. ラフィット’82
10. ゴーン
11. ウィズ・ア・リトル・ソング

お馴染みを通り越し、またかの声も聞こえてきそうな選曲。しかしジャズに限っていえば素材の曲は決定的な要素ではない。料理の仕方こそが命だ。名演あって名曲なしと言っては言い過ぎだろうが、それほどプレイヤー次第で曲は生まれ変わる。この盤に聴くスタンダードの数々は、決して意表を付くような変身を遂げているわけではないが、「ピアノにもルージュを」というアルバムコンセプトのもと、見事に統一された心地よさに満ちている。そういわれてあらためてアルバムを手に取ってみると、ジャケット写真はモノクロームを背景に「fairy tale」の文字だけが赤く染め抜かれている。
彼女は桐朋で正統派のクラシックを修める以前からあちこちのロックやフュージョンのバンドに出入りしてはセッションを重ねていたという。天性の耳と勘の良さでデビュー前から知る人ぞ知る存在であったようだ。そんな才気あふれる彼女がNYの腕利きジャズメンをバックにくつろいだプレイを聴かせてくれる。特にエディ・ゴメスとマーク・ジョンソンのベースが雄弁で、抜群の録音と相まって、良質のヘッドフォンで聴くと50Hzを下回る深く静かに伸びるベースの基音が楽しめる。スムースジャズというほどユルみ切っているところはなく、適度に緊張が高まるプレイもあって飽きることがない。久しく新譜を聴いていないが、最近の彼女はどんな風なのかしらん。

このアルバムの第1曲ビューティフル・ラヴ。


彼女のオリジナルを二つ。
スローボッサの「ノスタルジア」
「Girl‘s Waltz」


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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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