ソンデツキス(Vc) チェロ作品集


五月も後半。今月の業務予定も残すところあと少々というところで苦戦中。週始めから、きのうもきょうもチョイと頑張ってしまった。ふ~っ。さて季節は初夏になろうかという時期。暑からず寒からずで、夜の音盤リスニングにはまことのいい季節。日々もう少し時間の余裕があればと思うことしきりだが、まあ仕方ないッスね。
…というわけで(どんなわけ?)、今夜も先日に続きチェロの音盤を取り出した。


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リトアニア出身のチェリスト:ヴィタウタス・ソンデツキスがオーケストラ伴奏でチェロの小品を入れたNAXOS盤。1998年録音。ダヴィド・ゲリンガス指揮リトアニア室内管弦楽団がバックを務める。収録曲は以下の通り。詳細はこちら

リムスキー=コルサコフ:くまんばちの飛行
バリス・ドヴァリョーナス:湖にて
チャイコフスキー:メロディー、夜想曲嬰ハ短調
アントン・ルビンシテイン:メロディ
ダヴィドフ:バラード、泉のほとり
ドヴァリョーナス:序曲とロンディーノ
タネーエフ:カンツォーナ
ショスタコーヴィッチ:アダージョ(バレエ組曲第2番より)
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
リムスキー=コルサコフ:セレナーデ
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ

このヴィタウタス・ソンデツキスというチェリスト。この盤で初めて知った。2000年前後にいくつかの国際的コンクールに入賞しているようだが、それ以上のことは寡聞にして不案内。このNAXOS盤のタイトルは「Romantic Music For Cello and Orchestra」となっているが、さらにフレーズのどこかに「ロシアの」と付け加えたいところだ。収録曲にはこの盤で初めて接する曲も多いし、そもそもバリス・ドヴァリョーナスというリトアニアの作曲家もまったく知らなかった。いずれもロシアンロマンティシズムとでもいうべき、暖かくもほの暗いロマン派風の作風の曲が並ぶ。
チャイコフスキーやラフマニノフ、リムスキー=コルサコフあたりはお馴染みの曲だが、そのバリス・ドヴァリョーナスやユーリヴィッチ・ダヴィドフ、タネーエフといったややマイナーな作家の作品も美しく、チェロの特性によく合う。中では、ドヴァリョーナスの序曲とロンディーノ、タネーエフのカンツォーナなどはほれぼれする旋律にあふれている。ラフマニノフのヴォカリーズはもちろん、ショスタコービッチのアダージョもさりげなく美しい。ソンデツキスというチェリストについては何も知らないのだが、この盤を聴く限り、力に任せてバリバリ弾くタイプではないようだ。この盤の選曲によるところも大きいだろうが、やや控え目かと思うくらいの弾きぶりで、抒情的なこれらの曲想によくマッチしている。

ダヴィドフ:泉のほとり



チェイコフスキー:夜想曲。バックはリトアニア国立響。指揮はソンデツキスの父親だ。



チャイコフスキー:ロココ・ヴァリエーション


ピアソラ:オブリヴィオン。リトアニア勢のトリオで演奏している


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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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