ポール・パレー&デトロイト響 20世紀フランス作品集


暑い一日終わる。夜半近くなっても昼間の熱気が残存。これからしばらくはこんな日が続く。
以前から、海外赴任の希望地はシベリアかインドネシアと問われたら迷わずシベリアと答える、と何度かブログ記事の中で宣言していたが、このところ暑さへの耐性がアップしたのか、加齢で体感センサーが鈍くなったのか、シベリアの寒さはかなわんなあ、インドネシアもええかなあとも思うようになってきた。もっともその前提はエアコンあっての話ではあるが、外出時あるいはちょっとした場所での待ち時間など、暑さに耐えるようになってきた。これが、いいことなのかそうでもないのか、よく分からないのだが…。 それはさておき、あすからまた一週間スタートという晩のクールダウンに、こんな盤を取り出した。


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ポール・パレー指揮デトロイト響による<20世紀フランス名曲集>と題する1枚。以前記事に書いた同コンビの<19世紀フランス名曲集>の続編。数年前に<ポール・パレーの芸術>というタイトルでタワーレコードの企画盤として出た2枚組。50年代後半から60年代初頭にかけて米マーキュリーで録音されたもの。収録曲は以下の通り。

CD-1
1. パレー:ミサ曲《ジャンヌ・ダルク没後500年を記念して》*
  (トラック5:「パレーによる録音後の演奏者への感謝の言葉」 )
2. フローラン・シュミット:バレエ《サロメの悲劇》作品50
CD-2
3. イベール:交響組曲《寄港地》
4. バロー:ある影への捧げ物
5. ルーセル:組曲 ヘ長調 作品33
6. ルーセル:バレエ《蜘蛛の饗宴》作品17

2枚目のディスクからイベールの交響組曲<寄港地>を聴いている。この曲はイベールの代表作として知られているが、1924年の行われたその初演は、この盤のポール・パレーの指揮で行われた由。近代フランス音楽の中でも人気の高い曲だ。この曲とは学生時代にFMで聴いて以来の付き合いだが、音盤を手に入れたのは10年ほど前、佐渡裕がラムルー管弦楽団を指揮してデヴューを飾ったナクソス盤だった。
久々に聴くが、今更ながらにいい曲だ。まばゆいばかりの色彩感に満ちた第1曲「ローマ ― パレルモ」。チュニスの印象を綴ったエキゾチックな旋律が異国情緒をかきたてる第2曲「チュニス ― ネフタ」。セギューリャのリズムにのせてスペイン情緒あふれる第3曲「バレンシア」。親しみやすく、かつフランス近代独特の和声感にあふれ、夏の夜に聴くと、華やかさと異国情緒、そしてときにアンニュイなフレーズに、いっとき暑さを忘れさせてくれること受け合いだ。


ミュンシュ&ボストン響による第1曲。


同じコンビによる第2曲

同第3曲


冒頭のエキゾチックなオーボエソロが印象的な第2曲。それをバックにベリーダンス。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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