フルトヴェングラー&LPO ブラームス交響曲第2番ニ長調


このところ当地関東では曇りがちで気温も低い日が続いていたが、きょうは久々に太陽が顔を出した。しかし真夏の照り付けはなし。このまま秋になることはないだろうが、過ごしやすいことだけはありがたい。
さて九月。週明けのきのうは先週の遅い夏休みのダラダラ気分が尾を引いていたが、きょうは朝から身を入れて業務に精励。夕方にはヘトヘトになって8時過ぎに帰宅した。ふ~ッ… 夕飯を済ませ、ひと息ついて音盤タイム。先週の続きというわけでもないが、こんな盤を取り出した。


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フルトヴェングラーが1948年に渡英しロンドンフィルとの演奏会を持った際に録音されたもの。手持ちの盤は70年代半ばに出ていた、ぼくら世代には懐かしい<ロンドン不滅の名盤シリーズ>の一枚。ジャケットをひっくり返すと、学生時代の1976年に一年先輩のK氏から譲ってもらった旨のメモが書いてあった。
この盤、好事家の間での評判は決してよくない。まず英デッカのスタジオセッション(ロンドン・キングスウェイホール)でありながら音質が冴えない。モノラル時代とはいえ、英デッカならもっと輝かしい音質で録れたはずだ。もっともオリジナルのSP盤の音色はこのようなものではなく、LP化に際して音質がスポイルされたという見解もあるようだ。(ここにある平林直哉氏の談
今こうして針を落として久々に聴いているが、中高音はすっかりロールオフし、かつ音が遠い。オケの音としてはかなりぼんやりとしているし、ありこちで音の揺らぎや不安定なピッチも気になる。低音もチェロ・バスの豊かな響きは聴こえてこない。解釈にはフルトヴェングラーらしいところも見られるが、後年全集盤としても収められたウィーンフィルやベルリンフィルとの盤に比べ、万事手ぬるい感は否めない。それでも第2楽章のロマンティックな表現や、不揃いのアンサンブルもものかわ突き進む終楽章後半などは、フルトヴェングラーらしさを感じる。
しかし、フルトヴェングラーのブラ2としてはやはり1952年録音のベルリンフィル盤がベストだろう。手持ちの全集盤にも収録されている。近々また聴いてみることにしよう。


この録音のLP盤音源。



1952年ベルリンフィル盤の終楽章◆


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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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