スタディ・イン・ブラウン


きのう勤務先で定期健診があった。体型スペックは対前年比ほぼ横ばいでまずまず。無料オプションで測ってくれる血管年齢測定とやらで昨年、実年齢の半分いう異常とも思えるスコアを叩き出し、今年はいかにと再挑戦したのだが、なんと今年は対前年プラス14で44歳だとさ…。 指先をセンサーに当てて、脈拍パルスのレスポンスをみるという方法で、真偽のほどは不明。去年と同じ結果が出たら信用しようかと思っていたのが…。それでも十分若いですよ、ダンナ…とおだてられ、その気になることにした。 さて、週半ばの水曜日。先回までの続きでジュリーニの盤をとも思ったのだが、LAPOとのブラ1では少々重いかと、気分を変えてジャスを聴くことにした。


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少し前に記事にした<モア・スタディ・イン・ブラウン>の元ネタ<スタディ・イン・ブラウン>。クリフォード・ブラウンがマックス・ローチ・クインテットと組んだ名盤。1955年NY録音のモノラル盤。手持ちの盤はジャケットに1974年と印刷がある国内盤LP。随分前に御茶ノ水の中古レコード店で手に入れた。収録曲は以下の通り。

 Side-A
  1. Cherokee
  2. Jacqui
  3. Swingin'
  4. Lands End
 Side-B
  5. George's Dilemma
  6. Sandu
  7. Gerkin For Perkin
  8. If I Love Again
  9. Take The 'A' Train

クラシックでトランペットというと多くの場合華やかで、突き抜けるような音と共に曲のクライマックスを飾ることが多い。あるいはマーラー5番冒頭のように荘重な開始を告げることもある。いずれにしても管楽器の中ではもっとも目立つ存在だ。転じてジャズではどうか。ジャズの管楽器というとやはりサックスだろう。豪快なブロウから、ウェットなバラードプレイまで、サックスのないジャズは考えられない。そしてジャズにおいてトランペットは、クラシックのそれと違い、むしろリリカルで抑えた表現でその魅力を発揮するように感じる。その代表はマイルス・デイヴィスだろうか。

このアルバムに聴くクリフォード・ブラウンも決して吹きまくる感じはなく、どの曲も抑制の効いた吹きっぷりで、ハロルド・ランドのサックス共々、大人の味わいを感じさせるプレイを展開する。冒頭を飾るアップテンポの<チェロキー>では淀みないスケールプレイを繰り広げるが、終始落ち着いた吹き降りだ。少しテンポを落とした<ジャッキー>は、中音域の柔らかい音色を活かした、よりリラックスしたフレーズを聴かせてくれる。

クリフォード・ブラウンはこのアルバムの録音の翌年、自動車事故で亡くなった。マックス・ローチ・クインテットとの活動も2年余の短期間であったが相性の良さが幸い、この盤そして<モア・スタディ・イン・ブラウン>、<クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ>などいくつかの盤を残した。そのいずれもがアンサンブルとインプロビゼーションのバランスが取れた名盤だ。<クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ>も手元にあるので、いずれまた聴くことにしよう。


<Jacqui>



マイナーチューンの<Lands End>



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交通安全祈願!

こんにちは。
自動車事故で亡くなった偉大なミュージシャンといえば、
クリフォード・ブラウン、スコット・ラファロ、デニス・ブレインの3名が頭に浮かびます。
3人とも長生きしていればどれほど凄い音楽家になっていたことか・・・。

Re: 交通安全祈願!

木曽のあばら屋さん、こんばんは。
自動車事故しかり、飛行機事故しかり
ジネット・ヌヴー、オーティス・レディング…
いつの世でも、不慮の事故による急逝は心痛みます。
プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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