セル&クリーヴランド管 シューマン交響曲第3番変ホ長調<ライン>


彼岸となって、残暑もなく秋への移行が確定した感あり。こんな年は近年珍しいわけだが、このあとの秋本番、そして冬はどうなるのか。極東の冬を支配するという北極周辺気団の神様に様子を聞きたくなる。

前回の記事でブログランキングバナーのクリックをお願いしたところ、翌日一気に150ポイントを頂戴。赤丸急上昇の第二位を取得した。現在も維持継続中。がしかし、はかないアクセスポイント。1週間の合計ポイントで順位が決まる仕組みで、ある日のポイントは1週間後には消える。つまり毎日継続的にポイントが入らないといけない。だから毎日バナークリックお願いね…と、くどくどと繰り返すことになる。一方、そう言いながら、アクセスする方々には何のメリットもないので恐縮もしている。ひとの道楽に付き合せるのも程々にせえよ、って感じだろうなあ。…ということで、ハイ、程々で構いませんので<一日一打>よろしくお願いしますwww


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さて、先日仕事帰りに久々のCD調達@アキバヨドバシと書いたが、その釣果、セル&クリーヴランド管によるシューマンとベートーヴェンのセットからシューマンを聴いている。一昨年秋から翌年にかけてセルの録音が少しまとまって出た際に、ブラームスの交響曲集を手に入れたが、同時期リリースのもの。シューマンの交響曲4つと序曲が二つ。マンフレッドとウェーバーの<オベロン>が入っている。1958年から1960年にかけての録音。オベロンのみ1963年。

セルはとりわけシューマンの交響曲に思い入れが強かったと、ライナーノーツに記されている。在欧中はもちろん、セントルイス響でアメリカデヴューした際、トスカニーニの招きでNBC響を指揮した際、そしてもちろん長らく手兵となったクリーヴランド管との24のシーズンのうち19で、いずれもシューマンと取り上げたそうだ。

かねてよりその評判は聞いていたが、期待に違わぬ素晴らし演奏。以前FMか何かで聴いたときの印象に比べると、最新のマスタリングも奏功しているのか、音質も素晴らしい。かつて70年代廉価盤時代に散々出回ったLPの痩せた音質とは比較にならない。 第一楽章冒頭からいつも通りの引き締まった響きと明確なフレージング。よく問題が多いと指摘されるシューマンのスコアだが、セルの手にかかるとそんな気配は微塵もない。そして各パートが実によく分離して曲の成り立ちが手に取るように分かる。冒頭少し過ぎたあたりで、弦楽群とホルンが少し譜割りをずらして呼応する箇所など、この演奏で始めてその効果を納得した。
シューマンの交響曲をドイツ的とばかりに、うっそうとした森のイメージよろしく深々とした響きと少々曖昧模糊とした音の塊で表現する演奏もある。それはそれでうまく行くと中々魅力的ではあるのだが、こうしてセル&クリーヴランドの演奏を聴くと、やはり神髄はこちらだろうと確信する。

今更ながらのセル&クリーヴランド。やはり素晴らしいコンビだった。


この盤のシューマン第3番。今回手に入れた盤の音質はこの音源より数段クリア。上記記事中で指摘した弦楽群とホルンの掛け合いは、57秒過ぎから数秒間のフレーズ。1分25秒過ぎから木管のブリッジを経て、1分35秒のコントラバスの入りは、最初のゾクゾクッのポイントだ。この曲の第1楽章はまったく息を付く間もないほどの緊張と解決が続く。




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豊穣の「ライン」ですね

四曲とも見事な演奏ですが、第3番「ライン」は格別に豊かな音楽と感じます。LP以来、何度も注文しては品切を通告されるタイミングの悪さに、当方とは無縁の録音なのかと思っていましたが、たまたま出張先で国内盤を見つけて狂喜乱舞したものでした。
最近は、「ラインが…」などと口にだそうものなら、某無料電話と誤解されますが、セル/クリーヴランド管のこの演奏は、それでもくじけず話題にしてしまいます(^o^)/

Re: 豊穣の「ライン」ですね

narkejpさん、コメントありがとうございます。

私もなぜかセルの盤との接点がなく、ここに及んでようやくブラームス、
ベートーヴェン、シューマンと手に入れました。偉大で貴重なコンビの盤
をコンスタントに揃えておかなかったのは、CBSソニーの怠慢かと(^^;

プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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