BBC PROMS 2014


過分にもクラシックランキングのバナークリップを沢山いただき(お前がうるさく言うから仕方ないだろう…スンマセン)、恐縮しております。せめてもの返礼として、せっせと更新いたしましょう。


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そういえば、夏の音楽祭のことを考えるまもなく夏が終わってしまった。ドイツのバイロイト、イタリアのヴェローナ、ロンドンのプロムス、そして日本は、おらが群馬の草津国際音楽アカデミー…。今年も縁がなかったかと思いつつ、NAXOSから出ているプロムス音楽集とでもいうべき1枚と取り出した。プロムスの最終日によく演奏される<お約束>の曲がひと通り入っている。ウォルトンの<Crown Imperial>に始まり、エルガー<威風堂々>まで、英国調の祝祭的気分とノスタルジーを感じさせる曲が収録されている。英国市民の家庭なら一家に一枚という感じの盤だろうか。

プロムスは7月から9月までおよそ二ヶ月に渡って開かれる。様々なアーティストが出演し、軽めのコンサートもあるし、本格的なクラシックももちろん沢山ある。YouTubeで検索すると、すでに多くの演奏がアップされているが、プロムスを主宰する本家BBCのホームページが中々充実している。
プロムスの特設HPが開設されているのはもちろんだが、多くの演奏音源がすでにアップされていて、存分に楽しめる。通信負荷や著作権のこともあってだろう、多くは音源のみだが、ものが音楽なのだから、絵は二の次で問題ない。こちらのページをみていただきたい。このページのListen&Watchと題されたメニューが演奏音源の入り口になっていて、それぞれのアイテムに跳べる。例えば、Proms 2014 Collectionという称するページに行くと、4ページ渡って演奏音源が並んでいる。ベートーヴェンの第九、ブラームスの1番・4番、マーラーの3番、マタイ受難曲、ホルストの惑星、ドヴォコン…。実際の演奏から一定期間公開されている様子。すでに9月11日にプロムスは終わっているので、いずれHPでは聴けなくなるかもしれない。もっともプロムスのこだわることもなく、BBCの音楽専門の3チャンネルも中々興味深い。BBCを聴くといっても、かつてのように短波ラジオから流れるフェージング混じりの音ではないから、うるさいことを言わなければ、音楽も必要十分の音質で楽しめる。幾多のインターネットラジオがあるだろうが、BBCの音楽番組はその質と内容において一頭抜きん出る。


2週間前に終わったプロムス2014の最終日から2題。
メリー・ポピンズのメドレー

BBCのリンクはこちら(期間限定)
http://www.bbc.co.uk/programmes/p026mr41


英国人の魂燃えるエルガー

BBCのリンクはこちら(期間限定)
http://www.bbc.co.uk/programmes/p026mr07



この4月の来日で聴いたジンマン&チューリッヒトーンハレによる<田園>



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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