フルトヴェングラー&BPO シューマン 交響曲第4番ニ短調


え~、先週末のランキングバナー<一日一打>なるお願いに対して、快く応じていただいた方々のお陰で、本日現在暫定1位となっております。きょうまで増える一方だったポイントもあすからは1週間前から増えてきたポイント順次消えていくので、さてどうなるか。引き続き、ご協力のほどを、よろしくお願いしマスダアケミ(^^;。
バカなことを言ってないで、シューマン交響曲の在庫確認継続。きのう「近々また…」などと言っていたフルトヴェングラーとベルリンフィルの4番をさっそく取り出すことにした。


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語る必要もない名盤。フルトヴェングラーの数ある名盤の中でも屈指といっていい。手持ちの盤は30年以上前にオリジナルモノラルカッティングで出たシリーズ中の1枚。マンフレッド序曲とウェーバー<オイリアンテ序曲>とのカップリング。1953年5月、70年代初頭までBPOのほとんどの録音が行われたベルリン・イエスキリスト教会での録音。まともなセッション録音が少ないフルトヴェングラーの盤の中では異例ともいえる録音条件の良さもあって、モノラルながら往時のBPOサウンドが聴ける貴重な盤だ。
深く柔らかいアインザッツ、渋い音色の弦と木管群による重厚なサウンドバランス、そして晩年のフルトヴェングラーの幻想的な解釈に呼応し、素晴らしいアンサンブルとアーティキュレーションで応えるBPO。
第1楽想冒頭のユニゾンからして、その深い響きに圧倒される。主部はやや遅めのテンポでじっくり進む。テヌートの聴いたヴァイオリン群、ときに唸りを上げる低弦群。緊張に向かって一気にクレッシェンドをかけるティンパニ。そして緊張が解けたあとの、溜め息が聴こえてきそうな寂寥感に満ちた表現。どこを取ってもフルトヴェングラーならではの幻想的でドラマティックな解釈だ。


以下のYouTube音源はこの録音のリマスタリング音源とのこと。手持ちのLPに比べ、明らかに周波数レンジは広く、音の深みも増している。
第1楽章。5分24秒:展開部へ入るところで、譜面音価の倍近く引き伸ばされるユニゾン。その後5分55秒から6分10秒:長い経過句も緊張が途切れない。コントラバスが意味深く鳴り続ける。その後6分23秒に向けてクレッシェンド。6分43秒からの付点音形トゥッティの深いながらもよく整ったアインザッツ。7分5秒~:一旦解決したあとの幻想的な弛緩。7分48秒~:次の山に向かって緊張を高める金管群・・・。 23分10秒~24分30秒:終楽章導入部の素晴らしさ。その直前第3楽章から終楽章にかけての接続も緊張感に富む。そして終楽章の最後、29分過ぎから次第に盛り上がり、29分45秒からは息をも付かせず突き進む。



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私にもわかるフルトヴェングラー

こんにちは。
フルヴェンがちょっとピンとこない私でも、このシューマンは別格。
スケールの大きさ、推進力、デモーニッシュなまでの迫力、素晴らしいです。
この演奏で刷り込まれているので、正直ほかのどの演奏も
物足りなく感じてしまって困るほどです。

Re: 私にもわかるフルトヴェングラー

木曽のあばら屋さん、こんばんは。
御嶽山噴火のニュースで驚いています。身辺大丈夫でしょうか。
おっしゃる通り、このシューマンは別格に素晴らしさです。同じDG盤のブラームス第1番1952年2月録音共々、録音状態が…、オケの出来が…といったエクスキューズなしに聴ける名演だと思います。近年のしなやかでフレッシュな演奏にも共感しますが、20世紀前半の時代を背負っているともいうべき、フルトヴェングラーの価値はやはり不変でしょう。
プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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