渡邊茜(G)ミニコンサート

きのう、秋の好日日曜日。所用あって恵比寿のギターショップへ。折から店内でミニコンサートがあるというので、ことのついでに聴いてきた。 渡邊茜さんという、まだ若いギタリスト。いくつかの国内コンクールで入賞している。経歴は以下の通り(渡邊茜さんのブログより)。

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<渡邊茜>
3歳からピアノを始め、14歳より、干野宜大師に師事。
14歳でクラシックギターの音色に惹かれ習い始める。
現在は桐朋学園芸術短期大学にて佐藤紀雄師に師事。
学内演奏会、定期演奏会出演。これまでに森田綾乃、金庸太、宇高靖人、各師に師事。
GLC学生ギターコンクール第2位。日本ギターコンクール第3位
フォルマールギターオーディション最優勝を各受賞。
井桁典子師のサポーターズクラブにてサポートを受ける。
又、ソロの他にも、ヴァイオリンとギターのデュオ”Tone Breath"として
Kick back cafeなど、その他幅広く活動中。

プロフィールからすると、まだギターを始めて10年経っていない。ギターという楽器は技術的習得に関しては十代半ばから初めて数年でプロのレベルに達する人がいる。彼女はその例の一人かもしれない。今はプロフェッショナルとしての活動を始めたばかりというところのようだが、約30分ほどの時間で、以下の通り、本格的なコンサートレパートリーを披露してくれた。

1.マルボローの主題による変奏曲(ソル)
2.ノクターン(レゴンディ)
3.主題と変奏と終曲(ポンセ)

決して広いとはいえない店内に十数名の聴衆がぎっしりと座り、そのすぐ目の前、2メートルと離れていないところで演奏するという、プロとはいえ中々厳しい状況での演奏。しかも部屋の響きほとんどないデッドな会場。さすがに弾きにくそうで、いくつかのミステイクがあったが、まだ20代前半という若さと謙虚な雰囲気に好感を持った。今後の活躍に期待したい。


マルボローの主題による変奏曲(ソル)。18世紀フランスて流行った歌謡がテーマ。テーマから取った序奏から長調と短調を行き交う美しい和声に惹かれる。テーマが元気に出たあと、五つの変奏が続く。
渡邊茜さん自身の演奏。デジカメでの録音と思われ、残念ながら音の状態がよくない。アルベニスの<マラゲーニャ>に続いて、3分45秒からソルの<マルボロー>。



ノクターン(レゴンディ)。先日の記事にもちょこっと名前を出した19世紀のギターヴィルティオーゾ。この曲はそう多くはない彼の作品の中ではもっとも知られた代表作。



主題と変奏と終曲(ポンセ)。エストレリータの作曲として知られるメキシコの作曲家。セゴヴィアとの交流を通して、近代的なギター作品を残した。この曲も彼の代表作の一つ。但し、この曲には楽譜の問題が付きまとう。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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