ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調


連休明けの火曜日。クールビズも10月で終わり。休みを挟んで、きょうからネクタイ族が急に増えた。
帰宅後ちょっと野暮用あって、少し前にようやくひと息ついた。
そういえば、知人から「おい、与太。インドア派の音盤道楽も程々にして、コンサートに通わんカイ。近々、弦四のコンサートがあるが、行くか?」との誘い有り。プログラムはラヴェル、セリオーソ、死と乙女とのことので、「ええよ~ん」と二つ返事。そういえばラヴェルの弦四なんてしばらく聴いてないなあと思い出し、音盤棚をサーチ。こんな盤を取り出した。


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ブダペスト弦楽四重奏団によるラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調。1957年5月録音。手持ちの盤は、この曲の御約束通りドビュッシーとのカップリング。これも10年程前に、ネットで箱買いした数百枚の中に入っていたもの。70年代初頭の盤と思われる。<SX68サウンド>のマークが懐かしい。
牧歌的な主題が歌われる第1楽章。1stVnとVaで奏される第2主題はとりわけ美しい。闊達な第2楽章。夜のとばりにささやくような第3楽章。8分の5拍子という珍しいリズムをベースに時折5/4、3/4を折りまぜて進む第4楽章。フランクゆずりの循環形式をさり気なく使い、いずれの楽章にも第1楽章の主題が回顧される。幾多のピアノ曲をはじめとして、現代に通じる美しい和声の曲を残したラヴェルだが、このカルテットは中でも傑作の誉れ高い。ぼく自身は、フランス音楽にはまったく不案内だが、こうして久々にこの曲などを聴くと、その革新性や現代的な和声感に打たれる。
カフェに流れる軽くジャジーな音楽を<オシャレ~>といって有り難がる輩も多いが、どれも有り体なお子ちゃまメニュー。深まりゆく秋にラヴェルの弦四などをさりげなく流している店があったら、それこそ最高にオシャレだ。


ABQによる全曲。楽譜みながらどうぞ。



ハーゲンSQによる第3楽章。なんて美しいのだ!



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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