スペイン物 <続き>
あっという間に師走十二月。身辺あれこれあるものの、どうでもいいような与太プログをきょうも継続しつつ何とか日々進行いたしませう。引き続きアクセス、ランキングバナークリック(最近ずっと二位確定だなあ)他よろしくお願いします。
さて、きのうの日曜日。久しぶりにまとまった時間、ギターを弾いた。まとまった時間というのは曖昧だが、午前2時間、午後3時間の計5時間ほど。カルカッシ25の練習曲を全曲弾き(一部はスラスラ、一部はギクシヤク)、バッハのチェロ組曲第1番(きのうはイェーツ版で)の各曲を確認しながら何度か通し、第2番を久々に拾い弾き、ジュリアーニの<英雄ソナタ>をその気になって弾き(弾けない!…)、そして少し前からのスペインLOVE状態を受けて、アルベニスの<カディス>をさらった。


先日の記事でスペイン物は左手運指が難しいと書いたが、それを読んだ旧友Y氏からさっそく連絡があった。通常出回っているタレガやリョベートらの編曲ベースのもの以外に目を向けてみてはどうか、フォルテイア編は弾きやすいだろう、すでにパブリックドメインになっていて公立機関で公開されているものも多いので当たってみたら、とのことで以下の紹介があった。
◇ ワシントン大学のコレクション:フォルティア編のアルベニス。
25曲ほどある。組曲スペインのお馴染みの曲は#21以降に。アンダーラインのリンクをクリックし、次頁の<View images of this title>をクリック。
◇ リッシェル・コレクション。アルベニスのフォルティア編。
ことのついでに、古典期クラシックギターの蔵譜コレクションで主なものを以下に記しておく。
◇スウェーデンのボイエ・コレクション。
画面下方にアルファベットの作曲者名分類があるので、それをクリック。
Carl Oscar Boije (1849-1923)の蔵譜。クラシックギターのコレクションでは最大級。19世紀ギター黄金期の多くを網羅。
◇コペンハーゲン王立図書館:リッシェル&ビルケット=スミス・コレクション。
検索枠に作曲者名や曲名を入れて<search>をクリック。ボイエコレクションとリッシェルコレクションで、多くの古典派ギター曲は網羅できる。
◇DELCAMP。
クラシックギター蔵譜の総合案内ポータル。トップページの右側に作曲家名が、また左側には様々な楽譜コレクションへのリンクが。
◇IMSLP。
お馴染みのクラシック全般の楽譜ライブラリ。ギター曲も少なからずある。
ある曲、ある作曲家の作品にこだわり、曲を暗譜(譜面を覚えるというより指使いを覚えるといった方が適当か)して一曲入魂、広く楽譜にあたって弾き散らかすことをしない輩も多い。それはそれで一面の見識ではあるが、一方で読譜力・初見力・アンサンブルへの即時対応力といった面から、多くの曲の楽譜をみて、ともかく弾くという練習も一理ありと考える。 とはいうものの、ぼくなどは弾き散らかすばかりで、暗譜で弾き通せる曲は相変わらず皆無。これはこれで問題だが…
アルベニスの組曲スペインから<カディス>。
イ長調版の演奏。あらためてYouTubeの音源をあれこれみると、圧倒的にイ長調版の演奏が多いことに気付いた。やはりニ長調版は弾くにくいのか。
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